筋肉貯金カレンダーの作成と配布
2018年12月末に会報新生「MG Japan 56号」と共に「筋肉貯金カレンダー」を会員のみなさまに配布させていただきました。
このカレンダーは、日本理学療法士協会様からいただいた助成金を使用し、顧問 寄本 恵輔先生、加藤太郎先生(国立精神・神経医療研究センター病院 身体リハビリテーション)のご尽力により作成することができました。
筋無力症は、易疲労性(筋力を維持できない)を伴う筋力低下が特徴です。筋無力症患者は、運動(リハビリ運動)をしなければ体幹や筋力が低下することはわかりつつ、どんな運動をどこまで、どのくらい行えばよいのかわからず過ごしている方がほとんどで、大きな課題となっていました。当会ではこの数年間、「筋無力症患者の日々の運動」という課題に、顧問の先生をはじめ、理学療法士、整体、マッサージなど様々な領域の方にご協力を得ながら講演会や体験会など勉強を行ってまいりました。
筋肉貯金カレンダーは、日内変動(一日の中で体調が変わる)や月内変動(月の中で体調が変わる)がある中、生活環境や運動能力、運動量など個人差もある中、自分の体の調子を考えながら、筋力・体力向上を目指し、運動する手助けとなる様に考えカレンダーです。カレンダーは、日々の体調と運動をチェック出来るようになっており、一年間毎日、コツコツ楽しく運動をすることができます。
ポイント!
- カレンダーに記載しているQRコードにスマホをかざすと、どんな運動がいいのか、動画でお知らせするとともに一緒に運動ができます。
- 毎日の体調をチェックすることができるので体調管理に役立ちます。
- 理学療法士の先生が考案した「筋無力症患者のためのプログラム」なので安心して運動することができます。
- 一年間、頑張った人にはご褒美もあります。