リスティーゴ/ジルビスクが承認されました

リスティーゴ/ジルビスクが承認されました

 ユーシービージャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代取締役社長:菊池加奈子)以下、(ユーシービージャパン)が、2023年9月25日付けで、全身型重症筋無力症治療薬として2剤同時に承認を取得しました。

抗FcRnモノクローナル抗体製剤「リスティーゴR皮下注280mg」[一般名:ロザノリキシズマブ(遺伝子組換え)]および補体(C5)阻害剤「ジルビスクR皮下注 16.6mg / 23.0mg /32.4mgシリンジ」[一般名:ジルコプランナトリウム]について、「全身型重症筋無力症(ステロイド剤又はステロイド剤以外の免疫抑制剤が十分に奏効しない場合に限る)」を効能・効果として、厚生労働省より製造販売承認を取得したものです。

 リスティーゴは、FcRnに結合し、IgG自己抗体を含む血中のIgG濃度を減少させるヒト化IgG4モノクローナル抗体です。リスティーゴは、gMGの最も一般的なサブタイプである抗アセチルコリン受容体(AChR)抗体陽性および抗筋特異的受容体型チロシンキナーゼ(MuSK)抗体陽性gMGに有効性が認められています。また、これまで定量的な評価がなされていなかった疲労感などの患者さんの自覚症状の改善を評価しました。

 ジルビスクは、補体C5を阻害する1日1回自己投与型皮下注ペプチド製剤です。補体C5に結合しC5a及びC5bへの開裂並びにC5bおよびC6の結合を阻害するデュアル作用によって神経筋接合部への補体が関与する損傷を阻害する次世代補体C5阻害剤です。gMG治療薬としては初の自己注射が可能な皮下注射剤です。

参照 : ユーシービージャパン株式会社

リスティーゴ、ジルビスク ープレスリリース